毎日オリンピックを家族で観て、日本を応援している。ひとつでも多くの
笑顔を見るため。周囲のみんなや、家族、親戚、マスコミ、それこそ国民
全員の期待を背負って、本当に大変だと思う。
コメントは「オリンピックを楽しもうと思います」と明るい物が多いが、心の
中は計り知れないほどと察する。
だからこそ自分と闘いながら、苦しい練習をして、その成果を競い合う
オリンピックには普段の競技とは違う、感動があるのだろう。
金メダルの3連覇を目指していた北島康介が100mは5位に終わった。
いろんな原因をいろんな解説者が話していたが、その中のひとつに
年齢というのがあった。彼はまだ29歳である。若い!
でも同じ選手の中では、年配になり、それも原因のひとつだと騒がれる。
スポーツは過激な分、やはり10代が有利なのかな?
でも康介は話していた。「今の僕の全てを出しました」「次(200m頑張り
ます」「リレーも頑張ります」
TVに向かって「かっこいい~~!」と叫んだのは私一人ではないと思う。
イチローの移籍会見の時にも、私は叫んだ。あの潔さが好きだから。
数分前はもう彼らにとっては、過去なのだ。前しか見ていないのだ。
言い訳をしないカッコ良さ。言いたい人には言わせておけば良いの態度
に魅力を感じるのだ。
年齢はみんな順番なのだ。でもそれを理由にはしないで、今自分に
出来ることのベストを尽くす・・・これをオリンピックでは学んでおきたいと
日々思っている。